令和3年6月25日
国土交通省 九州地方整備局
西日本高速道路株式会社
平成28年4月24日にE10東九州自動車道 椎田南インターチェンジ(IC)~豊前ICが開通し、北九州市から宮崎市までの高速道路が南北に1本で繋がりました。開通からおよそ5年が経ち、企業立地や物流など、沿線において発現している開通効果をお知らせします。
地域経済を支える企業が続々進出
沿線市町では、平成21年以降約1,200企業が進出し、新たに約9,800億円を新規投資
港湾との連結によりトラックドライバーの労働改善に寄与
大分港と清水港をRORO船で結ぶ新たな物流ルートが形成され、トラックドライバーの労働時間改善
九州経済を牽引する自動車関連企業の進出
福岡県、大分県の沿線市町において、平成21年以降137件の自動車関連企業が進出
自動車関連部品の出荷額が平成21年と比較して約2.1倍に増加
地域特性を活かしたフードビジネスの活性化
日豊海岸沿線に地元産魚介類をPRする食のイベントが集積
主要イベントである「東九州伊勢えび海道」では実食数が平成24年と比較して約2.2倍に増加
沿線市町の経済が活性化し、税収が増加
東九州道の開通後、平成28年と比較して沿線25市町中20市町で税収が増加
大規模災害時のリダンダンシーを確保
九州のダブルネットワーク化により災害時のリダンダンシーを確保
国土交通省九州地方整備局と西日本高速道路株式会社では、今後も東九州自動車道の開通効果について、適宜報告していきます。